アズビルは,製造装置に組み込まれる各種計測制御デバイスの情報連携を通信プログラムレスで実現し,スマートファクトリーの実現および装置のIoT化に貢献する計装ネットワークモジュール スマート・デバイス・ゲートウェイ 形NX-SVGの機能強化バージョンを販売開始する。
今回の機能強化バージョンでは,同社製のバーナコントローラ 形AUR355/形AUR455へも対応。バーナコントローラは,工業炉等に使用される工業用バーナの着火と消火を安全確実に行うための燃焼安全コントローラで,近年の工業炉IoT化要求から,特にバーナコントローラ 形AUR455には,工業用バーナの性能劣化予測等に有効な着火遅れ時間や残火時間,断火等の発生前後のフレーム電圧情報などのバーナ診断情報が格納されている。今回の通信接続対応により,バーナ診断情報をPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)で容易に取り扱うことが可能となり,また、バーナ劣化予測診断なども実現することができる。(’20 11/25)