2020年11月25日

NTN,風力発電装置主軸用「DLCコーティング自動調心ころ軸受」を開発

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部
アーステック
安藤パラケミー

NTNは,ころの転動面にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)膜を適用することで,耐摩耗性を大幅に向上させた風力発電装置主軸用「DLCコーティング自動調心ころ軸受」を開発した。

DLC膜は(1)母材との密着力を高めるための金属下地層,(2)下地層と最表層の急な硬度変化を避けるために設けた中間層,(3)非常に硬質な最表層の3層構造となっており,過酷な潤滑状態でも,密着力の高いDLC膜が継続的に高い性能を発揮する。DLC膜がない標準品の軌道面が,1ヵ月で摩耗からはく離に至る加速試験条件下において,同製品はほとんど摩耗が発生しない。

同製品は,すでに一部の顧客向けに量産を開始しており,今後、特に軌道面の摩耗による早期損傷に対応する補修品としての販売も強化していく予定。(’20 11/25)

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