世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2026(国際食品工業展)」(主催:日本食品機械工業会)が2026年6月2日(火)~5日(金),東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された(写真1)。49回目を迎えた今回,出展社数は過去最多の1,056社を数え,4日間で67,721(うち海外2,493)人が来場した。
2026年は「The Shift is On.」をテーマに,自動化・省人化、AI・ロボット技術,フードテックなど次世代の食品製造を支える技術が一堂に集結。フードテックは国の成長戦略においても重要分野として位置付けられている一方で,食品製造業は,人手不足や食料需要の拡大,食品ロス削減への対応などを背景に,生産体制の見直しや効率化が求められている。そうした食品製造現場の構造改革につながるAI・ロボットによる自動化と次世代フードテックなどが多数展示された。
潤滑油関連では,NOKクリューバーやレッドアンドイエロー(写真2),シー・エス・シー(写真3)などが食品機械用潤滑油や自動給油・給脂装置,小型の状態監視機器を展示したほか,汚れをはじくコーティングや表面処理加工技術,水を潤滑や動力に用いたポンプ,洗浄装置なども展示された。
会期初日終了後,東京ビッグサイト内のレセプションホールにて「FOOMA JAPAN 2026」開催レセプションが行われ,同会場にて第5回FOOMAアワード2026の表彰式が開催された。FOOMAアワードは,生産性の向上や省人化,新たな食品開発,食文化・食の安全の向上などに貢献する食品機械・装置を顕彰するもの。本年度は応募総数27点の中より厳正な審査を経て,微生物によって未利用資源の高付加価値化・有効利用を目指す「小型通気式固体培養装置/フジワラテクノアート」が最優秀賞ならびに経済産業省製造産業局長賞を受賞した(写真4)。また,「蒸気加熱式ロールたまご焼成機/品川工業所」がFOOMAアワード特別賞を,「におい検査機/アンリツ」「連続式真空冷却装置/ソディック」「ハイジェニック高精細デュアルエナジーX線検査機/システムスクエア」「ノーヴァSライン/ワタナベフーマック」の4製品が優秀賞を受賞,ほかに審査委員会賞に6社が選ばれ,それぞれ表彰された。各賞の受賞製品と企業は,FOOMAアワード2026特設サイト(https://www.foomajapan.jp/foomaaward/)を参照いただきたい。
次回は2027年6月8日(火)~11日(金)に東京ビッグサイトでの開催が予定されている。(’26 6/17)









