2024年4月17日

NTN,自然エネルギー商品の採用が拡大

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NTNは,新たな領域における事業展開として,移動型独立電源「N³エヌキューブ」や定置型独立電源「NTNグリーンパワーステーション」などの自然エネルギー商品を開発・販売している。近年,大規模地震などの災害に伴う停電への備えとして,自治体を中心に同社の自然エネルギー商品の採用が拡大している。

移動型独立電源「N³エヌキューブ」は,風車と太陽光パネル,蓄電池をコンテナ内に格納した移動型独立電源。トラックによる運搬が可能で,電力を必要とする地域にトラックなどで運搬して,即座に発電・給電ができる。コンテナ内部のカスタマイズが可能で,各種機器との組み合わせにより,さまざまな用途として活用ができる。

定置型独立電源「NTNグリーンパワーステーション」は,風車と太陽光パネルを搭載した定置型独立電源で,独自の翼形状を採用した垂直軸風車は,風を逃さず効率的な発電を可能とする。風切り音がほとんど無く,極めて静かなため住宅街に設置できる。遠方からも目立ち,いざという時に頼れる発電所として,非常時の携帯電話などへの電源供給や,ブラックアウト(停電)による不安を和らげる灯りも提供する。昼間に発電した電力を夜間のLED照明や携帯電話などの充電に活用できるため,自治体や企業向けなどに国内で300基以上の導入実績がある。(’24 4/17)

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