2024年2月28日(水)~3月1日(金)の3日間,東京ビッグサイト東・西展示棟(東京都江東区)で,「SMART ENERGY WEEK(スマートエネルギーWEEK) 春 2024」(主催:RX Japan)が開催され,3日間合計で69,261名が来場した。
2050年カーボンニュートラル実現に向け,ますますの普及が期待される再生可能エネルギー。世界最大級の新エネルギー総合展である同展は,水素・燃料電池,太陽光発電,二次電池,スマートグリッド,洋上風力,バイオマス発電,ゼロエミッション火力など世界各国から専門家が来場する展示会として2月に春展(東京ビッグサイト),10月に秋展(幕張メッセ),11月に関西展(インテックス大阪)として開催している。
WIND EXPO(第13回国際風力発電展)では,bpジャパンカストロール工業用潤滑油事業本部は,風力発電用の高性能ギアオイルやモニタリングによる使用油分析を,ザーレン・コーポレーションは自動オイル・グリース給油器,潤滑管理用ツールを,JFEプラントエンジは風力発電機の診断や補修を,JFEアドバンテックは風力発電用モニタリング技術を,ニッチューは「下地処理・塗装下地処理」「塗膜剥離・塗装治具」「リビルト(再生)加工」「ダイカスト製品のバリ取り」など目的別に行うブラストマシンやその効果を紹介した。
ZERO-E THERMAL EXPO(第8回ゼロエミッション火力発電EXPO)では,トライボシステムは,潤滑油や作動油の浄化装置や油浄化サービス工事,各種油の分析評価と共に油管理のコンサルタント業務を,HEFグループのナノコート・ティーエスはマイクロテクスチャリングや各種コーティング技術など自動車産業や水素社会におけるトライボロジー研究とコーティングの効果を紹介した。(’24 3/19)