2024年2月21日

ENEOS,環境負荷低減に貢献する液浸冷却液「ENEOS IXシリーズ」の販売を開始

ENEOSは,カーボンニュートラル社会の実現に貢献する,サーバー用液浸冷却液「ENEOS IXシリーズ」を,2023年度内をめどに販売開始することを決定した。

近年,クラウドコンピューティングや5G,生成AI等のデジタル化技術の急速な発展により,膨大なデータを高速で処理するデータセンター(以下,DC)の増設やサーバーの高性能化が進んでいる。また,DCは,データ通信量の増加に伴い,サーバー消費電力量や発熱が増大しており,発熱によるサーバーの故障を防ぐための冷却が必要不可欠となっている。冷却に必要な空調等の冷却設備や,サーバー自体の消費電力量の削減が,DCの課題であり,従来の空冷と比較して,冷却効率の高い液浸冷却による省エネルギー化の貢献(環境負荷の低減)が期待されている。

同社は,サーバーから発生する熱を効率的に吸収し,高い冷却効率を実現する単相式液浸冷却に着目し,関連企業と協業して液浸冷却液の開発をすすめ,同商品の発売に至った。

<ENEOS IXシリーズのラインナップ>

  1. 高引火点品:日本の厳格な消防法を考慮し,引火点≧250℃を有しつつ冷却効率を追求した商品
  2. 高冷却効率品:世界的な基準である発火点>300℃を有しつつ冷却効率を追求した商品
  3. カーボンニュートラル対応品:植物を原料とした,さらなるCO₂排出削減に貢献できる商品

○月刊潤滑経済2024年2月号(No.707)
「環境負荷低減に貢献する液浸冷却について~データセンターの未来を担う,環境にやさしい技術~」(ENEOS 坂本 知穂)
掲載号はコチラより
https://www.juntsu.co.jp/books/keizai/junkatsukeizai202402.php  (’24 2/21)

Related Posts

「トライボロジー会議2026 春 東京」開催される

「トライボロジー会議2026 春 東京」開催される

日本トライボロジー学会(JAST)は2026年5月25日(月)~27日(水)の3日間,国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で「トライボロジー会議2026 春 東京」(実行委員長:松本 康司 氏,宇宙航空研究開発機構(JAXA))を開催,3日間で約180件の各種トライボロジーに関する講演・発表が行われ,約1,000名が参加した。 

日本オートケミカル工業会,2026年度通常総会・講演会・懇親会が開催される

日本オートケミカル工業会,2026年度通常総会・講演会・懇親会が開催される

日本オートケミカル工業会(JACA)は,2026年5月19日(火),都内で「2026年度(令和8年)通常総会」及び「講演会」,「懇親会」を開催した。 総会では,2025年度事業報告と収支決算,2026年度事業計画及び収支予算を審議・承認した。 講演会では,石油技術やエネルギー政策を専門とする小嶌 正稔...

Share This