2022年3月2日

2021年12月の建設機械出荷金額統計および2021年累計

アーステック

日本建設機械工業会がまとめた2021年12月の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年同月比29.8%増の2,515億円で,14ヵ月連続の増加となった。うち,内需は同5.0%増の855億円で2ヵ月連続の増加,外需は同47.9%増の1,660億円で14ヵ月連続の増加となった。

内需について機種別に見ると,トラクタが8.5%増の114億円,油圧ショベルが7.2%増の280億円,建設用クレーンが6.2%増の123億円,道路機械が1.6%増の34億円,コンクリート機械が39.4%増の23億円,油圧ブレーカ・圧砕機が22.4%増の20億円,その他建設機械が0.7%増加の58億円,補給部品が0.3%増の106億円と増加した。

外需について機種別に見ると,トラクタが59.1%増の190億円,油圧ショベルが34.7%増の615億円,ミニショベルが11.1%増の256億円,建設用クレーンが97.8%増の44億円,道路機械が56.1%増の29億円,コンクリート機械が212.8%増加の1億円,基礎機械が143.4%増加の9億円,油圧ブレーカ・圧砕機が72.8%増の9億円,その他建設機械が67.9%増の235億円,補給部品が115.3%増加の272億円と増加した。

また,2021年(2021年1月~12月)の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年同期比27.3%増の2兆7,569億円で,3年ぶりの増加となった。うち,内需は同0.2%減の9,937億円で2年連続の減少,外需は同50.6%増の1兆7,632億円で,3年ぶりの増加となった。

内需について機種別に見ると,トラクタが同3.9%増の1,133億円,コンクリート機械が同7.3%増の324億円,油圧ブレーカ・圧砕機が同11.1%増の215億円,その他建設機械が同4.2%増の725億円,補給部品が同4.2%増の1,305億円と増加した。

外需について機種別に見ると,トラクタが同76.5%増の1,976億円,油圧ショベルが53.4%増の7,025億円,ミニショベルが38.8%増加の3,058億円,建設用クレーンが5.1%増加の629億円,道路機械が同76.1%増の337億円,コンクリート機械が同16.3%増の10億円,油圧ブレーカ・圧砕機が36.7%増加の92億円,その他建設機械が61.9%増加の2,254億円,補給部品が47.6%増加の2,203億円と増加した。(’22 3/2)

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