日本能率協会とIngDan Japanは,IngDan Japan内に会員制の「深センオープンイノベーションラボ」を開設し,共同運営することを合意した。
IngDan Japanは,中国深センにて数多くのIoT関連スタートアップ企業が事業を開始するにあたり,設計や製造など様々な機能会社を探し,迅速に市場導入を可能にするインキュベーションのためのプラットフォームである硬蛋(IngDan)を日本企業にも活用してもらうことを目的に設立した企業。欧米やイスラエルのスタートアップも利用し,既に3万を超すプロジェクトがこのプラットフォームから生まれている。
今回開設する「深センオープンイノベーションラボ」は,この中国深センのプラットフォームを活用できるようにするとともに,膨大な企業情報を利用し,日本企業の発展に貢献できる機能を提供することを目的としている。同地区で起きている変化をいち早くつかみ,必要に応じてこれらを推進する企業群との連携を可能にすることを目指し,会員企業に新たな技術やサービスの動きの情報発信,現地訪問や企業紹介の場の提供などを実現していく。
同ラボの会員募集,および日本側ショールームの開設は2019年9月を予定している。(’19 7/31)