2026年4月15日

「FOOMA JAPAN 2026」,2026年6月2日(火)~5日(金)東京ビッグサイトで開催

日本食品機械工業会は,「FOOMA JAPAN 2026(国際食品工業展)」を2026年6月2日(火)~5日(金),東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催する。同展は,食品機械・装置および関連機器に関する最新の技術・製品が一堂に集まる世界最大級の食品製造総合展。最先端の食品機械のほか,食品機械用潤滑剤(NSF H1)や自動給油・給脂装置,コーティングや表面処理加工技術などの展示も例年見られる。本年は,東京ビッグサイトの改修工事に伴い,東・西の両展示棟が会場となる。49回目の開催となる今回のテーマは“The Shift is On”,自動化・省人化,AI・ロボット技術,フードテックなど次世代の食品製造を支える技術が集結する。出展社数は過去最多だった昨年を上回る1,025社を数え,展示ソリューションは7,000を超える規模となる。オープンイノベーションの一環であるスタートアップゾーンはさらに拡充し,36社が一堂に会し,ブース出展とともに会期中毎日ピッチプレゼンを実施。来場者の関心をもとに選出される「スタートアップグランプリ2026」を開催,最終日には表彰式を行う。さらにロボットやIT,AI,IoT,省人化,自動化など最先端の製品・技術・サービスなどが幅広く展示されるほか,「優れた研究開発の成果を顕彰するFOOMAアワード」の選出・表彰,アカデミックで最新のビジネスに役立つ情報満載のセミナー・パネルディスカッションを多彩に開催するなど,新たな食ビジネスの創出・展開の機会創出の場となる。

開催に先立ち行われた記者発表会で,尾上 稔 展示会実行委員長は「労働力不足に加え,原材料費の高騰などの課題解決は切実さを増してきている。これまで“未来の技術”とされていた分野も出展があるが,それをいかに現実のものとするかが解決のカギになる。49回目のFOOMA JAPANは,単なる食品機械の展示会ではなく,変化を確実な成果につなげていくプラットフォームとしての役割を果たしたい」と決意を語った。

記者発表会-FOOMA JAPAN 2026
記者発表会

2023年より開催され参加者が交流できる食の広場として好評を博している,江東区とのコラボレーション「FOOMA東京バル」を会期中の展示会終了後20時まで(最終日は15時)今回も開催し,江東区の人気店による地元の食文化が楽しめるほか,環境に配慮した次世代フードを取り入れた特別メニュー(アップサイクルフード,間食向けフード)の販売,「るーくる@FOOMA―江東区内障害者施設 自主生産品販売コーナー―」では,障害者通所施設で自主生産し,江東区役所などで販売されているお菓子や軽食を販売する。

優れた成果を顕彰するFOOMAアワード

食品機械産業の技術研究・開発の促進およびその技術の普及を図ることを目的に,優れた研究開発の成果を顕彰する「FOOMAアワード」は,今回で5回目となる。FOOMA JAPAN2026の出展社で対象製品(食品を製造・加工する機械・装置および製造ライン/食品製造ラインに組み込まれる関連機械/食品製造プロセスに使用される計装・附属機器/食品製造を支援する各種システム)を製造する企業とその製品を表彰するもので,2026年は27件の応募があった。審査の結果,「におい検査機/アンリツ」「ハイジェニック高精細デュアルエナジーX線検査機/システムスクエア」「蒸気加熱式ロールたまご焼成機/品川工業所」「連続式真空冷却装置/ソディック」「小型通気式固体培養装置/フジワラテクノアート」「ノーヴァSライン/ワタナベフーマック」の6製品が最優秀賞にノミネートされ,FOOMA JAPAN 2026会期初日に最優秀賞が発表される。

FOOMA IDを来場者一人ひとりに発行

会場内で様々なサービスを便利に利用できるようFOOMA IDを発行。次年度の来場登録にも対応しFOOMA ID一つで簡単登録できるほか,より便利になるサービスを受けることができる。

来場者マイページ

事前の情報収集やセミナー登録,当日の出展社訪問履歴の確認,「あとで見る」「アプリマップ登録」など,オンラインとリアルをつなげる多彩な機能を搭載。FOOMA JAPANで見つけたソリューションを一元管理・活用できる来場者専用ページが用意されている。

FOOMAアプリ

来場者が,いつでもどこでもFOOMA JAPANや出展社とつがることができるアプリ。「来場者登録」「お気に入り出展社リスト作成」「マイマップ(お気に入りブースだけ表示・一つの出展分野だけ表示)」「セミナー受講登録」などこれまでの利便性に加え,「FOOMA東京バル」のクーポンなど,お得な機能も充実している。

食品製造自動化相談サービスFOODTOWN

「FOODTOWN」は業界に特化した自動化の課題解決プラットフォーム。自動化アドバイザーが相談に応じ,最適な装置の提案から導入までをサポートする。WEBサイトFOODTOWNでは,AIによる製品検索で最適製品を探すこともできる。

FOOMA JAPAN 2026 サステナビリティの取組み

FOOMA JAPANでは,主催者と出展社,来場者が三位一体で取り組むサステナビリティな展示会の実現を目指し,「食品業界の持続可能性に向けた専門家の技術セッション,フォーラムの開催」「環境にやさしい装飾」「ペーパーレス化」「リサイクル可能な素材やカーペットの採用」「地元産の食材・地元飲食店・地元製造業者による地域貢献」「ごみの再資源化」「環境配慮型バスを無料シャトルバスに利用」などにも取り組む。

多彩なセミナー・シンポジウムを連日開催

出展企業が自社の製品や技術,サービスなどを詳しく説明する「出展者プレゼンテーションセミナー」は48講座が開講され,一部のセミナーは会期終了後にアーカイブとして公開が予定されている。スタートアップゾーンの出展社が製品・テクノロジーを紹介する「スタートアップゾーン ピッチプレゼン」は30講座開講されるほか,フードテックセッション,FOOMA自動化検討プロジェクト,農林水産省セミナー,EHEDGセミナー,海外市場セミナー,FOOMAビジネスフォーラム,機関誌『ふーま』連載企画ではタレントの小島 瑠璃子 氏を迎えたテーブルトーク,関連学会が主催・協賛するシンポジウムなどが会期中に開催される。34回目となる大学の研究機関が発表する最先端研究アカデミックプラザは,国内外の大学・研究機関が集い,毎回,産・学・官で共同研究開発を行う契機となっている。同コーナーでは4日間を通して,14のテーマに沿ったポスターセッションおよび口頭発表が予定されている。各セミナー・シンポジウムの詳細は公式サイト(https://www.foomajapan.jp/)にて。


<開催概要>
  • 名称:FOOMA JAPAN 2026  FOOD PROCESSING TECHNOLOGY EXPO
  • 主催:日本食品機械工業会
  • 会期:2026年6月2日(火)~5日(金)10:00~17:00
  • 会場:東京ビッグサイト西展示棟(1~4ホール)・東展示棟(1~3,7・8ホール)
  • 出展規模:1,025社 ※4/2現在
  • 分野別出展社数:原料処理51社,食品製造・加工238社,エンジニアリング20社,ロボット・IT・IoT・フードテック52社,鮮度管理・品質保持27社,包装・充填139社,保管・搬送・移動58社,計測・分析・検査52社,衛生対策・管理97社,環境対策・省エネ・リサイクル53社,設備機器・技術・部品88社,情報サービス・団体9社,スタートアップ36社 ほか
  • 公式サイト:https://www.foomajapan.jp/  (’26 4/15)

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