2019年7月31日

AGCと東京大学,東京大学国際オープンイノベーション機構を活用した共同研究を開始

アーステック

 AGCと東京大学は,東京大学国際オープンイノベーション機構を活用し,2019年8月より新規事業創出を目的とした産学共同研究を開始する。東京大学は,2018年12月1日に同機構を開設,産学連携の基礎研究領域で培った研究成果を,事業化へ円滑に移行する仕組みを構築した。

 両者はガラス分野やフッ素化学分野で長期的テーマの共同研究を進めてきた。今回,東京大学の研究成果展開とAGCの新規事業創出を目的として,同機構を活用した共同研究を行うため,技術成果や知的財産権の取り扱いについて,これまでの産学連携の枠組みを超えた共同研究契約を締結した。

 AGCは同機構への参画に伴い,東京大学工学部浅野キャンパス(東京都文京区)に共同研究スペースを設立すると共に,共同研究員を派遣する。(’19 7/31)

Related Posts

砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会,第114回研究会を5/10に開催

砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会,第114回研究会を5/10に開催

砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会は,2024年5月10日(金),千葉工業大学津田沼キャンパス(対面:千葉県習志野市)とCisco Webex Meeting(Web)のハイブリッド形式で,第114回研究会「エネルギービーム加工による高精度・平滑化技術」を開催する。

出光ほかコンビナート5社,カーボンニュートラル実現に向けた共同行為が「独占禁止法上問題がない」旨の回答を受領

出光興産・東ソー・トクヤマ・日鉄ステンレス・日本ゼオンの5社は,周南コンビナートにおけるカーボンニュートラル実現に向けたコンビナート5社による共同行為について公正取引委員会へ相談を申し入れ,同委員会より,共同行為について「独占禁止法上問題がない」旨の回答を受けたことを発表した。

Share This