島津製作所は,分析天びん「AP-Wシリーズ」の高感度モデルとして,最小読み取り限度0.01mg(=10万分の1g)の「AP135W」,「AP125WD」,「AP225WD」3機種のセミミクロモデルをラインナップに追加し,2017年5月26日(金)より発売を開始した。
最小読み取り限度0.01mgの同社従来製品は,微量軽量における表示の反応時間が約10秒だったのに対し,同製品は約2秒まで短縮し高速での計量を可能にした。HPLC(高速液体クロマトグラフ)を使用するユーザー向けに,緩衝溶液の濃度調製や調合をサポートする機能を搭載しているほか,同社の計量データ管理システム「LabSolutions Balance(ラボソリューションズ バランス)」に接続すれば,電子記録および電子署名に対応した環境で,他の同社製分析装置と一括したデータ管理が可能となる。また,オプションのイオナイザ「STABLO-AP」を本体に組み込むことで,計量に影響を及ぼす静電気を約1秒で除去し,計量結果の信頼性を高めている。(’17 6/7)
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日本精工(NSK)が設立した「NSK奨学財団」では,2024年度に奨学支援対象者として採用された外国人学生の採用式を開催した。