2014年6月11日

SKF,有害な環境にも対応する状態監視センサーを発表

アーステック

 SKFは,WirelessHart通信プロトコルを使用して,状態監視および機械診断アプリケーション用の動的振動,温度データを供給する「SKFワイヤレス・マシン・コンディション・センサー」を発表した。同製品は,ATEX Zone 0認証を取得しており,石油化学,石油・ガス,医薬品プラントなどに見られる有害な環境においても使用が可能。センサーとルータノードの両方を組み合わせたものがバッテリー駆動の小型ユニットに収められており,サイズは一般的な産業用加速度計と同等となっている。また同製品は,センサー同士およびワイヤレスゲートウェイと通信を行い,メッシュネットワークを構築するタイプのネットワークおよび通信プロトコルで,大規模プラント,アクセス困難な場所,従来のWiFi通信が機能しないエリアなどでの回転機械の状態監視に適している。同製品により,保守プログラムの改善,保守費用や取り付け費用の削減,従業員および機械の安全促進などの利点が得られ,総合的な診断・分析ソフトウェアパッケージのSKF @ptitude Analystソフトウェアスーツとの互換性も利用できる。(’14 6/11)

Related Posts

関西潤滑懇談会,創立70周年記念総会・特別講演が開催される

関西潤滑懇談会,創立70周年記念総会・特別講演が開催される

関西潤滑懇談会は1955年10月潤滑技術の向上を目的に,関西地区の学界,業界の研究者により発足。2025年に創立70周年を迎え,2025年11月14日(金)関西大学 梅田サテライトキャンパス(大阪市北区)にて「関西潤滑懇談会 創立70周年記念 総会・特別講演」を開催した。

トライボコーティング技術研究会,第28回シンポジウムと岩木賞贈呈式を2026年2月20日に開催

トライボコーティング技術研究会,第28回シンポジウムと岩木賞贈呈式を2026年2月20日に開催

トライボコーティング技術研究会は,2026年2月20日(金)に理化学研究所和光研究所 鈴木梅太郎記念ホール(埼玉県和光市)にて第28回シンポジウム「トライボコーティングの現状と将来―DLCによる防汚コーティング,磁気研磨の進化,バイオマスプラスチックの車載応用―」を開催し,第18回岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)の贈呈式と,受賞者による記念講演を行う。

Share This