経済産業省が発表した2021年6月の潤滑油販売量は,前年同月比24.8%増の20万5,142kLだった。用途別に見ると,車両用が同11.5%増の7万2,076kL,うちガソリンエンジン油が同5.6%増の3万1,367kL,ディーゼルエンジン油が同2,9%減の2万415kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同46.0%増の2万294kLだった。船舶用エンジン油は同3.7%減の1万700kL。工業用は同38.0%増の12万2,366kL,うち機械油が同12.9%増の2万9,427kL,金属加工油が同41.8%増の1万2,783kL,電気絶縁油が同12.3%減の4,647kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同62.4%増の4万9,347kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同46.2%増の2万6,162kLだった。(’21 9/1)
潤滑油協会,「2025年度潤滑油研究会」開催される
潤滑油協会(会長:石川 裕二,中外油化学工業)は2025年7月10日(木),「2025年度潤滑油研究会」をアルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で開催し,約140名が参加した。 同研究会は,資源エネルギー庁の支援のもと,潤滑油の品質確保事業等の支援事業(補助事業)の一環として,潤滑油技術等に携わる人材を育成するために必要な潤滑油関連情報を提供することを目的に,OILの日である7月10日に毎年開催している。 当日は,潤滑油製造業近代化委員会委員長の和川 紀之 氏(三和化成工業)による開会の挨拶の後,田川 一生...