ブルカージャパンは,2021年3月11日(木),「トライボロジーウェビナー2021~低摩擦の実現と摩擦界面の観察~」をオンラインで開催した。
同ウェビナーでは,特別講演として,木之下 博 氏(兵庫県立大学)が「酸化グラフェンの低摩擦添加剤への応用と摩擦界面のその場観察」のテーマで講演。ナノ材料の低摩擦添加剤として注目されている酸化グラフェンの摩擦特性や,走査電子顕微鏡による摩擦界面観察について紹介,解説した。
また,長谷川 勇人 氏(ブルカージャパン)が,「低摩擦評価から様々なトライボロジー評価を可能にするUMT TriboLab」のテーマで,同社の多機能摩擦摩耗試験機UMT TriboLab(写真)の概要や特徴,同装置による評価事例として,ナノ粒子添加剤の評価や,クラッチ材料のスクリーニング試験について紹介した。(’21 3/17)