2019年10月23日

島津製作所,米製薬団体と共同開発したセミ分取超臨界流体クロマトグラフを発売

ニコットラボ 研究デザインラボ

 島津製作所は,アメリカの大手製薬企業コンソーシアム「Enabling Technologies Consortium」(ETC)と共同開発したセミ分取超臨界流体クロマトグラフ「Nexera UC Prep(ネクセラ ユーシー プレップ)」を発売した。超臨界流体クロマトグラフ(SFC)により試料から特定の物質を分離・精製する「分取」を行う同製品は,液体と気体の両方の性質を持つ超臨界流体状態の二酸化炭素を用いることで,液体クロマトグラフ(LC)による分取より早く分取作業が完了するという特長がある。独自の「LotusStream機構」によって,溶液の飛散を抑えることで,目的化合物の回収率を95%以上に改善した。直感的な分取設定を可能とする専用ソフトウェア「Prep Solution」は,簡単な操作で熟練度によらず狙ったピークの確実な分取を支援する。小型の冷却装置を組み込むことで,コンパクトな卓上型となっている。数種の目的化合物の分取を効率良く行う「スタックフラクションシステム」と,多数の成分を網羅的に分取する「マルチフラクションシステム」の2タイプを用意している。(’19 10/23)

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