機械可動部向けにモーションプラスチックを開発提供するイグスは,機械や設備などの画像からAIが無潤滑化につながる樹脂部品を提案するアプリ「igusGO」(イグスゴー)の日本語対応バージョンをリリースした。AIの提案をもとに従来の金属部品を樹脂部品に置き換えることで,潤滑油が不要になり,環境負荷の低減やコストカットにつながる。同アプリは,2023年にドイツ本国でリリースされて以降,設計者を中心に全世界で8000ダウンロードを突破した。
同アプリは,環境に優しく高品質・長寿命なモーションプラスチックの活用・置き換えを,ユーザーがタイムリーかつ手軽に検討できるよう開発されたアプリ。日用品から家具,自動車,農耕機械,包装機械まで,可動機構を持つ幅広い対象物をAIが認識し,ベアリングやリニアガイドなど,活用・置き換えの可能性がある同社の無潤滑部品をユーザーに提案する。用途など数項目を選択するだけで,効率的に製品や採用事例を見つけることができ,そのままWebショップでの購入もしくは問い合わせができる仕組みとなっている。
igusGOの製品情報とアプリのダウンロードはこちらから
https://www.igus.co.jp/info/igusgo (’24 7/31)