経済産業省が発表した2022年12月の潤滑油販売量は,前年同月比6.7%減の17万8,898kLだった。用途別に見ると,車両用が同4.5%減の6万6,818L,うちガソリンエンジン油が同0.3%減の3万2,768kL,ディーゼルエンジン油が同10.0%減の1万7,165kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同6.5%減の1万6,885kLだった。船舶用エンジン油は同12.7%減の8,868kL。工業用は同7.5%減の10万3,212kL,うち機械油が同4.7%減の2万6,741kL,金属加工油が同0.2%減の1万2,292kL,電気絶縁油が同7.2%減の4,659kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同6.9%減の3万9,751kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同15.7%減の1万9,769kLだった。(’23 3/15)
自動車のトライボロジーに関するシンポジウムセッション開催される ~「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で添加剤技術研究会と自動車のトライボロジー研究会が共同開催~
日本トライボロジー学会の「添加剤技術研究会」(主査:佐藤 剛久 氏)と「自動車のトライボロジー研究会」(主査:遠山 護 氏・豊田中央研究所)は,2024年10月30日(水),「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で「電動車用潤滑油最前線―EV,HEV用潤滑油の現状と今後の展開―」と「カーボンニュートラルに挑む自動車のトライボロジー技術の最前線」のシンポジウムセッションを共同で開催した。