2026年5月27日

日本オートケミカル工業会,2026年度通常総会・講演会・懇親会が開催される

日本オートケミカル工業会(JACA)は,2026年5月19日(火),都内で「2026年度(令和8年)通常総会」及び「講演会」,「懇親会」を開催した。

総会では,2025年度事業報告と収支決算,2026年度事業計画及び収支予算を審議・承認した。

講演会では,石油技術やエネルギー政策を専門とする小嶌 正稔 氏(桃山学院大学)が,「次を読む中東情勢と原油調達,そして激変緩和とガソリン価格~オートケミカルを取り巻く環境変化と次世代ビジネスモデル~」と題し,イラン情勢等による原油・ナフサ価格高騰の構造的な要因を解説。さらに,若年層を中心に消費者の意識が所有を重視する「ソリッド消費」から,経験や利便性を重視する「リキッド消費」へと移行している点に触れ,新たな時代のニーズに合わせた製品価値の伝え方やビジネスモデルの構築について講演した。

その後懇親会では,冒頭に広瀬 德藏 理事長(プロスタッフ 代表取締役社長)は,「原料が入らない,あるいは価格が2〜3倍になるという信じられない状況に直面している。」と深刻な現状を報告。会場で行った即席のアンケートでは,出席者の多くが原料高騰の影響を強く受けていることが浮き彫りとなった。広瀬 理事長は,「構造的に円安方向に行くスタイルになっているのだと感じます。輸入原料が高くなり,たとえ供給が戻っても,円安の影響で一般消費者には高いものしか買えないということになります。政府には現状をよく理解していただき,支援をお願いしたい。」と話した。(’26 5/27)

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