イグスは,同社製樹脂ベアリングの使用事例コンテスト「マヌス賞」に,使用事例の募集を開始した。今回で第11回となる同賞は,産業用途における樹脂ベアリングの革新的な使用事例を表彰するコンテストで,最優秀賞のマヌス金賞には,5,000ユーロの賞金が授与される。
同社の樹脂ベアリングは金属ベアリングよりも軽いため,機械やシステムの重量を削減し,エネルギー効率を向上させる。また,固体潤滑剤が組み込まれているため追加の潤滑剤が不要で,環境保護にもつながる。あらゆる用途で使用される樹脂ベアリングに焦点を当てるため,同社は2003年から隔年で同賞を開催しており,前回2021年は,41ヵ国から582件の応募があり,過去最多の参加者数となった。
同賞では,シリーズ製品からカスタム製品まで,すべての同社製ベアリング製品が対象となり,応募事例の試作品が1つでもあれば審査対象となる。技術面・コスト面に優れ,独創性にあふれる事例にマヌス金賞・銀賞・銅賞が授与されるほか,特にサステナビリティに優れたプロジェクトには,グリーンマヌス賞が授与される。応募締め切りは2023年2月10日で,受賞者は,ハノーバー・メッセ2023で表彰される。(’23 1/18)