2020年7月1日

ENEOS,電気自動車・ハイブリッド車向け専用フルードを開発

アーステック

ENEOSは,電気自動車・ハイブリッド車の各駆動システムの特性に合わせた専用フルード「ENEOS EV FLUID(エネオスEVフルード)」を開発したと発表した。今後さらに普及が見込まれている電気自動車やハイブリッド車のシステムには,高い絶縁性能や冷却性能,ギヤ保護性能などを備えた専用フルードが求められている。同社は様々な使用環境においてベストなパフォーマンスを発揮することができるよう,同シリーズを全6種類のラインナップで提供する。

まず,日本国内および中国を中心に,電気自動車メーカー,ハイブリッド車メーカーおよびその関連部品メーカー向けに商品提案することを予定しており,その後,各国・地域の需要やニーズに応じて対象を全世界へ拡げることを目指す。また,将来的には一般消費者向け商品としての展開も検討する。(’20 7/1)

Related Posts

潤滑油協会,「2025年度潤滑油研究会」開催される

潤滑油協会,「2025年度潤滑油研究会」開催される

 潤滑油協会(会長:石川 裕二,中外油化学工業)は2025年7月10日(木),「2025年度潤滑油研究会」をアルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で開催し,約140名が参加した。  同研究会は,資源エネルギー庁の支援のもと,潤滑油の品質確保事業等の支援事業(補助事業)の一環として,潤滑油技術等に携わる人材を育成するために必要な潤滑油関連情報を提供することを目的に,OILの日である7月10日に毎年開催している。  当日は,潤滑油製造業近代化委員会委員長の和川 紀之 氏(三和化成工業)による開会の挨拶の後,田川 一生...

三洋化成,EV向け潤滑油添加剤「アクルーブNS-100」を開発

三洋化成,EV向け潤滑油添加剤「アクルーブNS-100」を開発

 三洋化成工業は,電気自動車(EV)の駆動ユニット「eAxle」向けに潤滑油添加剤「アクルーブNS-100」を開発したと発表した。EV特有の低粘度化による課題である油膜の薄膜化や摩耗・焼き付きリスクに対応し,航続距離の延伸と駆動部の耐久性向上に貢献する機能性ポリマー添加剤として注目される。  同社が長年展開してきた潤滑油向けポリマー「アクルーブ」シリーズの技術をベースに,焼き付き・摩耗防止機能を新たに付加したシリーズ初の製品で,すでに国内の大手潤滑油メーカーでの採用が決定しており今夏の市場投入を予定している。...

コスモ石油ルブリカンツ,本社事務所を移転

コスモ石油ルブリカンツ,本社事務所を移転

コスモ石油ルブリカンツは,本社事務所を移転し2025年7月22日より業務を開始した。新住所は以下のとおり。 新住所:〒104-8352 東京都中央区京橋1-7-1  TODA BUILDING 業務開始日:2025年7月22日(火) ※フリーアドレス制となり、固定電話はなし。(’25...

Share This