2017年7月19日(水)~21日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で,「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2017」(主催:日本プラントメンテナンス協会,日本能率協会)が開催され,522社,861小間が出展,3日間合計で38, 463名が来場した。
同展は工場の設備管理・保全技術に関する国内唯一の専門展示会で,製造業・建設業の生産性向上,事前防災・減災,セキュリティ,安全・衛生に関する9つの企画から構成される複合展示会。今年から,建設現場の生産性革命を実施して魅力ある建設現場を目指す「i-Construction特集」や,インフラの老朽化対策や災害調査のソリューションの1つとして「“空”の建機展」が開催された。
「第41回プラントメンテナンスショー」では,生産設備を支える重要技術である状態監視技術にフォーカスした集中展示「状態監視技術プラザ」が催され,JFE商事エレクトロニクス,GNS,ジャパン・アナリスト,マウンテックが出展したほか,潤滑油分析機器や給脂装置などトライボロジー,潤滑管理に関する製品や技術が多数展示された。
なお,次回「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2018」は,2018年7月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイトで開催され,生産ラインにおけるロボット活用を推進する専門展示会「第1回生産ロボット展(仮称)」や,工場・倉庫内の作業能率・生産性・省力化向上を推進する専門展示会「第1回工場内物流自動化展(仮称)」など新たな主催企画が催される。。また,工場・プラントと社会インフラの環境対策,省エネ化,IT化の推進を支援する総合エンジニアリングの展示会「スマートエンジニアリングTOKYO 2018」が同時開催され,「プラントエンジ・設備機器展」,「第8回水イノベーション」,「第3回プロセス産業とIoT & AI」,「省エネ・創エネ技術推進展」,「産業廃棄物リサイクル技術展」が催される。(’17 8/2)