日本建設機械工業会がまとめた2017年7月の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年同月比26.9%増の2,046億円で,9ヵ月連続の増加となった。うち,内需は同17.9%増の851億円で8ヵ月連続の増加,外需は同34.3%増の1,194億円で9ヵ月連続の増加となった。内需について機種別に見ると,トラクタが同3.5%増の84億円,油圧ショベルが同57.9%増の293億円,ミニショベルが同23.6%増の68億円,建設用クレーンが同6.3%増の166億円,コンクリート機械が同47.7%増の30億円,油圧ブレーカ圧砕機が同6.5%増の15億円と6機種が増加した。外需について機種別に見ると,トラクタが同67.7%増の130億円,油圧ショベルが同28.1%増の429億円,ミニショベルが同4.6%増の169億円,建設用クレーンが同7.3%増の59億円,道路機械が同49.7%増の27億円,油圧ブレーカ圧砕機が52.7%増の8億円,その他建設機械が同75.7%増の179億円,補給部品が47.4%増の186億円と増加した。地域別に見ると,アジア,オセアニア,中近東,欧州,アフリカ,CISその他東欧の6地域が増加した。(’17 9/13)
自動車のトライボロジーに関するシンポジウムセッション開催される ~「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で添加剤技術研究会と自動車のトライボロジー研究会が共同開催~
日本トライボロジー学会の「添加剤技術研究会」(主査:佐藤 剛久 氏)と「自動車のトライボロジー研究会」(主査:遠山 護 氏・豊田中央研究所)は,2024年10月30日(水),「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で「電動車用潤滑油最前線―EV,HEV用潤滑油の現状と今後の展開―」と「カーボンニュートラルに挑む自動車のトライボロジー技術の最前線」のシンポジウムセッションを共同で開催した。