2017年11月8日

「工作機械のトライボロジー研究会」第8回研究会開催される

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025
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 日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)「工作機械のトライボロジー研究会」(主査:野口 昭治 氏,東京理科大学)は,2017年10月25日(水),東京理科大学(神楽坂)森戸記念館(東京都新宿区)で第8回研究会を開催した。
 「油剤メーカ各社の最新技術動向」というテーマで,以下の油剤メーカの4社から潤滑油の工作機械への要求特性などについて,最新の技術動向の発表があった。

  1. 「高剛性油による応答性改善」 井上 翔太 氏(出光興産)
  2. 「潤滑油の工作機械への貢献」 辻本 鉄平 氏(JXTGエネルギー)
  3. 「すべり案内面潤滑油の摺動特性に悪影響を及ぼす要因について」 近藤 正章 氏(コスモ石油ルブリカンツ)
  4. 「摺動面に使用される種々の化合物組成と,その摩擦挙動」 稲橋 信幸 氏(アフトンケミカル・ジャパン)

 同研究会は,工作機械や各種機械要素(転がり軸受,流体軸受,リニアガイド等),潤滑剤,加工法,加工油,工具等に関係する研究者や技術者が一堂に会し,トライボロジー研究や技術の課題と成果を持ち寄り討論することで工作機械のトライボロジーに係わる研究と技術の発展に寄与することを目的に2015年1月にスタート,年3~4回,研究会を開催している。(’17 11/8)

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