日本建設機械工業会がまとめた2017年10月の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年同月比21.4%増の2,046億円で,12ヵ月連続の増加となった。うち,内需は同5.7%減の767億円で2ヵ月連続の減少,外需は同46.5%増の1,279億円で12ヵ月連続の増加となった。内需について機種別に見ると,ミニショベルが同15.4%増の81億円,基礎機械が同2.7%増の35億円,その他建設機械が同11.0%増の57億円と3機種が増加した。外需について機種別に見ると,トラクタが同52.2%増の138億円,油圧ショベルが同42.1%増の519億円,ミニショベルが同72.5%増の176億円,建設用クレーンが同0.3%増の47億円,道路機械が同74.8%増の29億円,コンクリート機械が29.6%増の1億円,油圧ブレーカ圧砕機が15.6%増の6億円,その他建設機械が同55.7%増の177億円,補給部品が44.0%増の181億円と増加した。地域別に見ると,アジア,中国,オセアニア,中近東,欧州,アフリカ,北米,中南米の8地域が増加した。(’17 12/13)
自動車のトライボロジーに関するシンポジウムセッション開催される ~「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で添加剤技術研究会と自動車のトライボロジー研究会が共同開催~
日本トライボロジー学会の「添加剤技術研究会」(主査:佐藤 剛久 氏)と「自動車のトライボロジー研究会」(主査:遠山 護 氏・豊田中央研究所)は,2024年10月30日(水),「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で「電動車用潤滑油最前線―EV,HEV用潤滑油の現状と今後の展開―」と「カーボンニュートラルに挑む自動車のトライボロジー技術の最前線」のシンポジウムセッションを共同で開催した。