2017年12月27日

SEMI,世界半導体製造装置の年末市場予測を発表

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025
'25 7/23~25
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025
出展者募集中!

 SEMIは2017年12月12日に,「SEMICON Japan 2017」の記者会見において,2017年末の半導体製造装置市場予測を発表した。
 それによると,2017年半導体製造装置(新品)販売額は,前年比35.6%増の559億ドルに達し,2000年に記録された過去最高額の477憶ドルを更新することが予測される。2018年についても成長が継続し,同7.5%増の601憶ドルとなる見込みと発表した。
 また,2017年末のウェーハプロセス処理装置市場が同37.5%増の450憶ドル,純水装置や搬送装置などの設備装置,ウェーハ製造装置,マスク/レチクル製造を含むその他前工程装置は同45.8%増の26憶ドル,組み立ておよびパッケージング装置市場は同25.8%増の38憶ドル,テスト装置市場は同22.0%増の45憶ドルの成長と予測している。
 2017年は,韓国が初めて最大市場となり,台湾,中国が後に続くと予測される。また東南アジアを主とする「その他地域」を除くすべての地域でプラス成長が予測されている。
 2018年については,2017年に引き続き韓国,中国,台湾がトップ3を占めることに変化はなく,韓国が169憶ドル,中国が113憶ドル,台湾が113憶ドル弱となることが予測されている。(’17 12/27)

Related Posts

トライボコーティング技術研究会「2024年度第2回研究会」,「第11回板橋オプトフォーラム」合同開催される

トライボコーティング技術研究会「2024年度第2回研究会」,「第11回板橋オプトフォーラム」合同開催される

トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は2024年10月3日(木),板橋区立グリーンホール(東京都板橋区)およびオンラインのハイブリッド形式にて2024年度第2回研究会を,「第11回板橋オプトフォーラム」と合同で開催した。

ENEOS,「Cognite Data Fusion®」を活用した「製油所のデジタルツイン基盤」構築を開始

ENEOS,「Cognite Data Fusion®」を活用した「製油所のデジタルツイン基盤」構築を開始

ENEOSは,Cogniteのデータプラットフォーム「Cognite Data Fusion®」を活用し,これまで分散していた複雑で多様なデータを一つの仮想空間に統合することで,製油所におけるエンジニアリング業務の効率化を図る「製油所のデジタルツイン基盤」構築に向けた取り組みを開始した。

Share This