SKFは,超精密円筒ころ軸受の新製品(単列シリーズと複列シリーズ)を,2015年10月5日(月)~10日(土)に開催された国際工作機械見本市「EMO MILANO 2015」に出展した。
単列シリーズは,保持器の最適化と,ころの数を減らすことによって,更なる高速化に対応可能となり,運転温度と摩擦を低減した。高い剛性や高速フライス盤,高速マシニングセンター,旋盤スピンドルなどの軽負荷切削のリア側に最適となっている。
複列シリーズは,負荷容量や剛性,速度に独自のバランスを持たせ,内輪には3つのつばを備える(外輪はつばなし)。同シリーズは,最適化された内部形状,新しいころ案内王冠型・ガラス繊維強化PEEK樹脂保持器によって,更なる高速に対応しながら,摩擦による発熱を最小限に抑制する。(’15 11/4)
イグス,2025年マヌス賞を発表
モーション・プラスチックカンパニーのイグスは,樹脂ベアリングなどを独創的に使った事例を表彰している2025年「マヌス賞」を発表した。