公正取引委員会は,出光興産による昭和シェル石油の株式取得およびJXホールディングス(JXHD)と東燃ゼネラル石油の経営統合を承認した。
同委員会は,2016年12月19日(月),出光興産による昭和シェル石油の株式取得およびJXHDによる東燃ゼネラル石油の株式取得について,出光興産およびJXHDからそれぞれ独占禁止法の規定に基づく計画届出書の提出を受け,審査を行ってきたところ,当事会社が同委員会に申し出た問題解消措置を講じることを前提とすれば,一定の取引分野における競争を実質的に制限することとはならないと判断したことから,出光興産およびJXHDに対し,排除措置命令を行わない旨の通知を行った。
出光興産は同通知を受けて同日,英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルの子会社から昭和シェル石油の株式117,761,200株(31.3%議決権比率)を取得。当初は125,261,200株(議決権比率33.3%)を取得する予定だったが,2%程度引き下げた。JXHDと東燃ゼネラル石油は,臨時株主総会での承認を経て2017年4月に統合新会社「JXTGホールディングス」の発足を予定している。(’16 12/21)
トライボコーティング技術研究会「2024年度第2回研究会」,「第11回板橋オプトフォーラム」合同開催される
トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は2024年10月3日(木),板橋区立グリーンホール(東京都板橋区)およびオンラインのハイブリッド形式にて2024年度第2回研究会を,「第11回板橋オプトフォーラム」と合同で開催した。