2022年3月9日

NTN,小型・軽量のトルクダイオードを開発

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025

NTNは,逆入力遮断クラッチ「トルクダイオード」の新たなラインアップとして,小型・軽量のトルクダイオード「TDL8」を開発した。

同製品は,新たに開発した極小径のころに加え,従来よりも省スペースを可能とする独自形状のばねを採用することで,同社従来設計を適用した同サイズの商品に比べ,ころを多く組み込むことにより,同社従来品「TDL28」から1/3の小型化となる外輪外径10mmと1/14の軽量化となる重量5gを実現した。これにより,搭載機器の小型・軽量化・省エネルギー化に貢献する。また搭載機器を小型化することができれば,機器を加工するために必要な電力や切削液,工具の消費などを抑え,機器の製造時における省エネルギー化や環境負荷の低減にもつながる。

同社は同製品を逆入力防止機構や落下防止機構を持つ機器をはじめとする各種産業機械向けに幅広く展開する予定。(’22 3/9)

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