2021年10月20日

小野測器,フランジ型高剛性トルク検出器をリニューアル

アーステック

小野測器は,フランジ型高剛性トルク検出器「TQ-3507」を開発した。

カーボンニュートラルの実現に向けて次世代自動車においてもエネルギー効率の改善が課題となっている。課題の解決のため,エネルギー損失をより正確に把握する事が求められ,動力伝達機構のわずかなトルク変動も正確に捉える必要がある。

同製品は従来機種TQ-1507を高応答・高精度のトルク検出器にリニューアルした。ねじり剛性を高め,慣性モーメントを小さくすることで,より高応答な性能を実現。トルク変動を高応答で計測可能で,電動車の俊敏な挙動を正確に捉えることができる。また,ヒステリシスを含む非直線性は±0.02%/FSの対応が可能で,より高精度な計測を実現。電動車のエネルギー損失を正確に求めることができる。(’21 10/20)

Related Posts

天田財団,2024年度後期国際交流・技能検定受検手数料助成先を決定

天田財団は,金属等の塑性を利用した加工およびレーザ加工(レーザプロセッシング)を利用した,加工に必要な技術に関する国際交流に対する助成や金属の加工に従事する者の技能と地位の向上を目的とした資格取得に対する助成を行っており,2024年度後期の助成先を決定したことを発表した。

Share This