2024年8月28日

ENEOS,三菱商事と水素・脱炭素燃料の社会実装に向けた共同検討を行う覚書を締結

アーステック

ENEOSは,三菱商事と予てより共同で検討を進めている持続可能な航空燃料(SAF)分野に加え,水素・脱炭素燃料の社会実装に向けた共同検討を行う覚書を締結した。

同検討では,両社の強みと,それぞれがこれまでに積み上げた水素に関する知見を活用し,メチルシクロヘキサン(MCH)を用いた水素サプライチェーンの構築や,海外におけるCO₂フリー水素供給源の開発と水素需要の創出,モビリティ分野における水素活用と燃料電池商用車の社会実装について共同で検討を行う。さらに,CO₂フリー水素だけでなく,CO₂フリー水素を原料とする合成燃料においても普及に向けて連携する。

両社は,気候変動問題への対応を重要な経営課題と位置づけており,脱炭素・循環型社会の実現に貢献すべく,CO₂排出量の削減に資する取り組みを積極的に推進している。(’24 8/28)

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