出光興産は2024年3月22日(金),出光テクニカルマスター(Idemitsu Technical Master,以下,ITM)1級認定者の認定式を行い,2023年度は新たに97名(1級4名,2級14名,3級79名)を認定した(写真)。
ITM資格制度は,特約販売店営業担当者の燃料油・潤滑油の商品知識や提案力強化を通じて,ユーザーの課題解決に貢献することを目指し,2009年度から導入された同社の資格制度。燃料油・潤滑油の各部門を1級・2級・3級に区分し,それぞれの基準(国家資格の有無,経験年数,研修の受講歴など)を満たして筆記試験に合格すると認定される。最上級資格であるITM1級は,幅広い石油製品全般知識に加え,商品・装置・周辺設備・法規等の専門知識,環境対応や省エネ・省コストを実現する提案力が求められる。
これまで燃料油部門と潤滑油部門の合計で1,339名(1級・2級・3級累計)が認定されており,認定者はITMsと呼ばれる外販担当者の全国組織で活躍していて,環境保護,省エネ,コスト削減といった課題解決に貢献する技術と提案力を強化している。
今年度認定されたITM1級認定者は以下のとおり(敬省略)。
<潤滑油1級>
大島 秀基(赤尾商事),門前 明正(出光リテール販売 東北カンパニー),山脇 皓平(東和興産),合田 有作(出光リテール販売 ファインオイル西日本カンパニー) (’24 4/10)