2024年2月7日

「TOKYO AUTO SALON 2024」,リアルとオンラインのハイブリッドで開催される

アーステック

世界最大級のカスタムカーと関連製品の展示会「TOKYO AUTO SALON 2024(東京オートサロン2024)」(主催:東京オートサロン実行委員会)が,2024年1月12日(金)~14日(日)に昨年に引き続き幕張メッセ(千葉市美浜区)のリアル会場とオンラインのハイブリッドで開催された。

同展は,1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートし,カスタムカーやチューニングパーツを多数展示してきたが,近年では,自動車メーカーによるコンセプトモデルや新型車のお披露目,さらには国内レースに関する発表の場にもなるなど,新年の自動車業界における一大イベントになっている。

会期初日をビジネスデイとして業界関係者と報道関係者のみ入場可とし,土日の2日間を一般公開日として開催。幕張メッセ1~10ホール,同イベントホール,屋外イベント会場を使用し,出展者数378社,出展車両台数893台,出展小間数4,329小間の規模で,3日間の入場者数は230,073人(前年比約30%増)を数えた。

ビジネスデイには,国内外の自動車メーカーやパーツ・タイヤメーカーなどがプレスカンファレンスを実施。潤滑油関連では,elf,LIQUI MOLYなどが自動車用エンジンオイルを展示。日本オートケミカル工業会(JACA)は「4月28日は洗車の日」ブースを,Holts,SONAX,シーシーアイ,クリンビューなどのケミカルメーカーとともに出展し,オートアフターマーケット活性化連合代表の住野 公一 氏(オートバックスセブン 相談役),自動車用品小売業協会 会長の小林 喜夫巳 氏(オートバックスセブン 取締役会長),JACA理事長の小澤 学 氏(日本ケミカル工業 代表取締役社長),全国自動車用品工業会 理事長の菱田 保之 氏(高野自動車用品製作所 代表取締役),全国自動車用品工業会 洗車の日委員長の宮内 秀樹 氏(ハンディ・クラウン 取締役営業本部長)がプレスカンファレンスで先頭に立って「洗車の日」のPRを行った(写真)。

ブースでの「洗車の日」PRの様子-TOKYO AUTO SALON 2024
ブースでの「洗車の日」PRの様子

オンラインでは,会場に展示された車両の詳細やカスタムパーツの紹介に加えライブ配信も実施。会期中の様子はTOKYO AUTO SALON Official WebsiteのAUTO SALON TVで配信され,ライブ配信再生回数は295,421回(日本語・英語)を記録し,前年を11万回以上,上回った。

次回開催は,2025年1月10日(金)~12日(日),幕張メッセで開催される予定。

また同事務局は,中国・北京の展示会主催会社 雅森国際が開催してきた中国国際自動車カスタマイズおよびチューニング展示会『オールインチューニング(AIT)』を特別後援サポートすることを発表した。2023年のAITは,10月13日~15日の3日間,中国広東省東莞で開催され,展示面積は5万m²で1,007台の展示車両,133ブランドの出展があり,来場者数は3万4,978人だった。同イベントは2024年も中国広東省東莞にて開催が予定されている(会期は調整中)。(’24 2/7)

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