経済産業省が発表した2022年1月の潤滑油販売量は,前年同月比0.6%減の16万9,909kLだった。用途別に見ると,車両用が同0.2%増の6万2,087kL,うちガソリンエンジン油が同0.6%増の2万7,820kL,ディーゼルエンジン油が同8.8%増の1万8,090kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同8.5%減の1万6,177kLだった。船舶用エンジン油は同9.8%減の8,474kL。工業用は同0.2%減の9万9,348kL,うち機械油が同6.7%増の2万4,511kL,金属加工油が同3.9%増の1万1,365kL,電気絶縁油が同22.4%増の4,504kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同3.3%減の3万9,330kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同7.7%減の1万9,638kLだった。(’22 4/20)
ENEOS,2028年3月までに横浜製造所での潤滑油・燃料油の生産を停止
ENEOSは,潤滑油を中心とする高付加価値石油製品の生産を行っている横浜製造所(横浜市神奈川区)での潤滑油および燃料油の生産について,2026年1月から2028年3月までをめどに段階的に停止することを決定した。