ENEOSと三井住友信託銀行は,ジャパン・リニューアブル・エナジー(以下,JRE)の共同株主として,共同出資に関する覚書を締結したことを発表した。
JREは「再生可能エネルギーの開発を通じ,幸福で持続可能な社会創りをリードする」ことをビジョンに掲げ,再生可能エネルギー事業において高い開発能力を有している。同社の株式は,2022年1月に,ENEOSとENEOSが出資するフォレストEおよびフォレストSがその全てを取得したが,今回,その5.0%にあたるフォレストSが保有していた株式を三井住友信託銀行が取得した。ENEOSと三井住友信託銀行の両社は,同株式売買を受けて,長期的なJREの企業価値向上につながる協業を志向し,パートナーシップを構築することを目的として,共同出資に関する覚書を締結した。
ENEOSのエネルギー事業者として培った知見やJREの事業開発力ならびに三井住友信託銀行がこれまで培ってきた再生可能エネルギー分野における金融ノウハウおよび信託の専門性とのシナジーにより,効率的な事業運営を実現し,事業開発の更なる推進に取り組んでいく。(’22 3/9)