2021年12月15日

出光興産,次世代電池向け固体電解質の商業生産に向けた実証設備の稼働開始

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部
アーステック
安藤パラケミー

出光興産は,次世代電池として有望な全固体リチウムイオン電池向け固体電解質の商業生産に向けた実証設備を,同社の主力事業所の一つである千葉事業所内に建設し,稼働を開始した。

近年,世界各国において厳しい環境規制や脱炭素社会の実現に向けた目標が掲げられ,EVや定置用電池等の市場が急拡大している。特に全固体リチウムイオン電池はEV向け等に早期の実用化が求められており,そのキーマテリアルである固体電解質に対するニーズは近年益々高まっている。

同社は石油化学事業で培った高純度の硫化リチウム製造法を確立しており,さらに硫化リチウムを原料とする硫化物系固体電解質について数多くの特許を保有する。これまで蓄積してきた技術を実用化し,原料からの一貫生産と安定供給体制の構築を目指すべく,固体電解質の商業生産に向けた実証設備を建設し,稼働を開始した。今後は固体電解質の量産プロセス実証およびさらなる性能向上等を図り早期事業化を推進していく。(’21 12/15)

Related Posts

砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会,第104回研究会を開催

砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会は,精密工学会 超砥粒ホイールの研削性能に関する研究専門委員会と2022年8月26日(金),PIO PARK (対面,東京都大田区)とCisco Webex Meeting(Web)のハイブリッド形式で,第104回研究会「熱と光を使用した新しいツルーイング・ドレッシング技術および砥石作用面の観察」を共催する。

Share This