不二越は,デジタルコントロールアンプ「ERD-20」シリーズにEthernet/IP対応のラインナップを拡充することを発表した。
同製品は、産業用ネットワークEthernet/IPに対応することで,電流・電圧値の指令やセンサ情報,アンプの各種ステータスなどが油圧機器に高速通信で伝達可能となり,工場のIoT化に貢献する。イーサネットケーブル1本で,工程管理のPLCとの接続ができることで,配線にかかる工数が同社従来品比約1/2に短縮され、また、専用のツールソフトの使用により,ユーザーPCでの操作・指示,設定のバックアップ,一括設定が可能で,パラメータの設定時間を同社従来品比約1/10に短縮。さらに,2台目以降のアンプの設定はコピーのみで完了できるようになるなど,作業時間の大幅な短縮を実現する。
同社は2023年度までに標準品,Ethernet/IP対応品合わせて2,400台/年の販売を目指す。(’21 11/24)