2021年11月24日(水)~26日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で,「メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2021」が開催される。同展は,製造業・建設業の生産性向上,持続可能な社会資本整備,レジリエンス向上を目指し,社会インフラや製造業のメンテナンスと保全に関連する企業200社以上が出展する日本最大級の専門展示会。
ここでは工場設備の維持管理・保全技術の専門展示会「プラントメンテナンスショー」を中心に,特別講演会や出展者セミナーなど同展の見どころなどを紹介する。
第46回プラントメンテナンスショー
工場設備の維持管理・保全技術を対象にした国内唯一の専門展示会。設備の安全・安定稼働や高経年設備への対応,製造現場の無人化・省エネ化,IoT活用,ビッグデータによる生産設備の高度化が求められている昨今,同展では,予防保全・設備管理,モニタリング・診断,メンテナンスサービス,補修・補強材料,保全要員の支援・育成,保全業務の支援システム,省エネルギー・環境対策,工場のセキュリティ,工場内の通信ネットワーク関連など,工場・プラント現場の課題解決に資する製品・技術・サービスなどが一堂に展示される。
メンテナンス・レジリエンス特別講演会,出展者セミナー
- メンテナンス・レジリエンス特別講演会
状態監視技術を中心に,設備診断や潤滑油分析などを連日14:40~15:20の40分間講演。11月24日(水)は日本精工 阿知波 博也 氏が「状態監視・診断ソフトウエアACOUS NAVI によるメンテナンス活動への貢献」,25日(木)は日立建機 桑山 長典 氏が「ICT技術を活用した建設機械の状態監視と診断システムについて」,26日(金)は日鉄物流 四阿 佳昭 氏が「潤滑剤分析による機械システムの状態監視と診断および関連ISO規格の現状について」を講演するほか,プラント設備保全,IoT / AIを活用したスマート保全など多数の講演を予定。- 会場:東京ビッグサイトBホール特別講演会場
- 参加料:無料(公式ホームページからの完全事前登録制)
- 定員:150名
- 出展者セミナー
11月25日(木)には山九が,「スマートメンテナンスに向けた取組み」,旭化成エンジニアリングが「配電盤局所過熱監視センサー(NESH)の開発」,ハーティングが「産業用ラズパイとMEMSセンサ,機械学習による製造設備の予知保全」など課題解決のためのツールの活用例や事例紹介,DX技術のための人材育成など多岐に渡る講演を予定。- 会場:東京ビッグサイトBホール出展者セミナー会場
- 参加料:無料(公式ホームページからの完全事前登録制)
- 定員:70名
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2021開催概要
- 会期:2021年11月24日(水)~26日(金)10:00~17:00
- 会場:東京ビッグサイト青海展示棟
- 主催:日本能率協会ほか
- 後援:経済産業省、国土交通省(順不同)
- メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2021構成展示会:
プラントメンテナンスショー/インフラ検査・維持管理展/建設資材展/事前防災・減炎対策推進展/i-Construction推進展/無電柱化推進展/再資源化・産業廃棄物処理展・解体技術展/地盤改良展
<特別企画>工作機械の予知保全・メンテナンス特集/土木・建設業向けAI / IoT / 5G/システム/ツール特集/BIM / CIM推進ツール特集 - 同時開催展示会:生産システム見える化展/自動化・省人化ロボット展
- メンテナンス・レジリエンスTOKYO公式サイト:
https://www.jma.or.jp/mente/tokyo/
<来場に関するお問い合わせ先>
日本能率協会 来場者ヘルプデスク((株)ケイ・スリー・クリエーション)
受付時間:9:30~18:00(土日祝は除く)
TEL:03-6809-2707
e-mail:helpdesk@k3c.co.jp (’21 10/27)