ENEOSは,熊本県八代市,香川県高松市,新潟県新潟市の3ヵ所において,メガソーラー発電所の建設を開始することを発表した。
ENEOSグループは,2040年長期ビジョンにおいて同社排出分のカーボンニュートラルの実現を掲げ,再生可能エネルギー事業の拡大を加速しており,中期経営計画期間終了の2022年度までに,国内外において再生可能エネルギー事業の総発電容量を約1,000MW以上に拡大することを目指している。
特に,自社遊休地を活用したメガソーラー発電所は,現在同社の再生可能エネルギー発電所の主力を占めており,2021年3月18日には,油槽所跡地を活用した伏木メガソーラー発電所(富山県高岡市,油槽所跡地:約0.7MW)の運転を開始している。今回,建設を予定している3ヵ所もそれぞれ油槽所跡地もしくは同社施設の遊休地を利用する。なお,同社の発電設備は,これら4ヵ所を含め,全国で24ヵ所,総発電容量は約69MWとなる見込みである。(’21 8/4)