2021年8月4日

「メンテナンス・レジリエンス OSAKA 2021」開催される

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部
アーステック

2021年7月14日(水)~16日(金)の3日間,インテックス大阪(大阪府住之江区)で,「メンテナンス・レジリエンス OSAKA 2021」(主催:日本プラントメンテナンス協会,日本能率協会)が開催された。

同展は,製造業・建設業の生産性向上,持続可能な社会資本整備,レジリエンス向上を提案する専門展示会として,「プラントメンテナンスショー」「インフラ検査・維持管理展」「非破壊評価総合展」「建設資材展」を始め9つの専門展示会と「工作機械の予知保全・メンテナンス特集」「土木・建設業向けAI / IoT / 5G / システム / ツール特集」「BIM / CIM推進ツール特集」で構成された。また同時開催の生産システム見える化展,自動化・省人化ロボット展,猛暑対策展,労働安全衛生展,騒音・振動対策展と合わせて210社,350小間が出展,3日間合計で8,234名が来場した。

「第45回プラントメンテナンスショー」では,工場設備の維持管理・保全技術を対象に,予防保全・設備管理,モニタリング・診断,メンテナンスサービス,補修・補強材料,保全要員の支援・育成,保全業務の支援システム,省エネルギー・環境対策,工場のセキュリティ,工場内の通信ネットワーク関連などのメーカーや商社が多数展示した。

特に生産設備を支える状態監視技術や漏れ防止,潤滑管理に関する技術が多数出展された。リークラボ・ジャパンでは「漏れ」を最小にすることをテーマに「UV硬化型漏洩補修材リークエイド」やオイル漏れ検知用蛍光剤などを,前田シェルサービスでは配管の漏れを補修する強力シリコーン自己融着テープ「LLFAテープ」の実演をした。東北エンタープライズではグリース充填専用超音波測定器「ウルトラプローブ401」やベアリングの潤滑状態の監視と給脂が出来る「ONTRAK SmartLube」を,昭和電機では作業環境改善をテーマに,プッシュプル型換気装置「ベンチレーサ」などを,オージス総研ではアナログのメータをカンタン後付けで工場のスマート化を実現できる「Octopusiotサービス」などを展示し来場者の注目を集めた。

なお2021年11月24日(水)~26日(金)には,2年ぶりに東京ビッグサイト青海展示棟で「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2021」を開催予定。

さらに2022年には「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2022」を7月20日(水)~22日(金)に東京ビッグサイト東展示棟で,「メンテナンス・レジリエンスASIA 2022」を9月14日(水)~16日(金)にバンコク国際貿易展示棟(BITEC)で,「メンテナンス・レジリエンスOSAKA 2022」を12月7日(水)~9日(金)にインテックス大阪で開催する予定。(’21 8/4)

インテックス大阪
インテックス大阪
会場風景
会場風景

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