新東工業は,生産現場の設備やマルチセンサの情報を一元管理して現場で簡単に活用できる「C-BOX™」を開発,2021年5月に発売した。同製品は,顧客がマルチベンダの無線センサリストから選択するだけで,センサデータ,モニタ画面,現場コントローラへのつなぎをセットアップ済みで提供するセミカスタムメイド製品で,生産現場の付帯設備もつなげて設備の状態をモニタ,一括制御することも可能となっている。マルチベンダの無線センサをプログラムレスでまとめ,データのモニタとコントローラの両方に活用できる。センサは,積層表示灯情報をはじめとして,あけしめセンサ,電流センサ,CO2センサなど17種類で,今後も順次拡大予定。センサデータが閾値を超えた場合に警告する機能なども内蔵している。(’21 6/23)
アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始
アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。








