2021年6月2日

2021年3月の建設機械出荷金額統計および2020年度累計

アーステック

日本建設機械工業会がまとめた2021年3月の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年同月比17.0%増の2,899億円で,5ヵ月連続の増加となった。うち,内需は同2.6%減の1,212億円で3ヵ月連続の減少,外需は同36.9%増の1,687億円で5ヵ月連続の増加となった。内需について機種別に見ると,油圧ショベルが同2.3%増の343億円,コンクリート機械が同25.1%増の46億円,基礎機械が同10.6%増の47億円,油圧ブレーカ圧砕機が同5.3%増の23億円,その他建設機械が同12.3%増の87億円と増加した。外需について機種別に見ると,トラクタが同73.3%増の202億円,油圧ショベルが同39.6%増の754億円,ミニショベルが同15.6%増の249億円,道路機械が同51.6%増の35億円,その他建設機械が同57.2%増の187億円,基礎機械が4億円と増加した。地域別では,全9地域で増加した。

また,2020年度(2020年4月~2021年3月)の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年度比11.5%減の2兆2,144億円で,2年連続の減少となった。うち,内需は同3.4%減の9,857億円で3年ぶりの減少,外需は同17.0%減の1兆2,286億円で,2年連続の減少となった。内需について機種別に見ると,油圧ショベルが同4.8%増の2,961億円,ミニショベルが同0.5%増の863億円,道路機械が同0.4%増の403億円,コンクリート機械が同1.8%増の314億円,補給部品が同0.5%増の1,252億円と増加した。外需について機種別に見ると,道路機械が同2.4%増の216億円,基礎機械が同3.6%増の50億円と増加した。地域別に見ると,オセアニア,中近東(含エジプト),アフリカの3地域が増加した。(’21 6/2)

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