2021年4月28日

ENEOS,サウジアラムコとCO2フリー水素・アンモニアのサプライチェーン構築に向けた覚書を締結

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025

ENEOSは,サウジアラビア王国の国営石油会社,サウジアラムコとの間で,CO2フリー水素・アンモニアのサプライチェーン構築に向けた協業検討に関する覚書を締結し,フィージビリティスタディ(実行可能性調査,以下FS)を開始することを発表した。

今回の検討では,サウジアラムコが生産・供給する天然ガス・LPGなどの化石資源に由来する水素製造事業や,CO2フリー水素製造時に発生するCO2を回収・貯留する事業,および日本をはじめとするサウジアラビア国外の需要地へ海上輸送するため,アンモニアやMCH(メチルシクロヘキサン)を含む,様々な水素の輸送形態を対象にFSを実施する。ENEOSは,このFSの成果に基づき,日本への製品輸入を含め,製油所において発電所などの近隣企業への水素供給事業を展開し,将来の水素の社会実装に取り組んでいく。(’21 4/28)

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