2021年2月10日

日本精工,状態監視・診断ソフトウェアを用いたサービスを開始

アーステック
日本精工は,コンディションモニタリング(状態監視)技術を用いた新事業の一つとして,状態監視・診断ソフトウェア「ACOUS NAVI」(アコースナビ)を用いた各種サービスを開始することを発表した。

ファナックが提供する製造業向けオープンプラットフォーム「FIELD system」に対応した状態監視・診断アプリケーション「ACOUS NAVI (FIELD system)」および「ワイヤレス振動診断器A10」の発売を2021年4月より開始する。

ACOUS NAVIは,機械要素部品の稼働状態を監視し,損傷や劣化の予兆を捉えて診断するソフトウェアで,軸受やボールねじの近傍に設置した振動センサーのデータを用いて,軸受,ボールねじの状態を診断しその結果を表示する。ワイヤレス振動診断器A10は,回転機械の状態をその場で測定・診断できる高機能な振動診断器で,軸受の診断が簡単にできる。アンドロイド機器(スマートフォンやタブレット)とBluetoothで接続して利用できる。また、これらの各種サービスを情報発信する専用Webサイトを公開している。

ACOUS NAVI専用Webサイト:https://www.acousnavi.nsk.com  (’21 2/10)

Related Posts

アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始

アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始

アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。

Share This