2026年1月7日

トライボコーティング技術研究会,2025年度「第3回研究会」が開催される

アーステック

トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は,2025年12月12日(金)に,2025年度の「第3回研究会」を開催した。

当日は大森 会長の挨拶の後,久保 佑太 氏(不二製作所)が,「微粒子ピーニングα処理®による形状保持型表面改質の検討」と題して講演,サンドブラスト設備やエアブラスト設備を製造販売する同社が,顧客の要望から開発した独自技術である「α処理」について詳細を説明した。

続いて,神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)の髙木 眞一 氏が,「表面設計コンソーシアムの活動と複合処理でできること」と題して講演した。機械部品や金型などの製造者や使用者が抱える耐久性に関する技術課題に対し,最適な表面設計ソリューションを提供することを目的とする共同体である「表面設計コンソーシアム」の活動を紹介した。このコンソーシアムは,KISTECを含め,不二WPC,日本電子工業,武藤工業,昭和精工の4社の製造業者,およびメカニカル・テック社の計6つの機関が協働し,一企業や公的な専門研究機関では対応が難しい複雑で複合的な課題に対し,それぞれ得意技術を持つ企業と公的試験研究機関が集まり,総合ソリューションを提供していることなどを説明した。

なお次回研究会は,2026年2月20日(金)に第28回「トライボコーティングの現状と将来」シンポジウム(通算160回研究会)を理化学研究所 和光本所(埼玉県和光市)で開催する予定。当日は,第18回岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)の贈呈式と受賞業績の記念講演が行われる。

第18回岩木賞は,TOTOが「水垢汚れを抑止するDLCコーティング技術とそれによる浴室鏡の開発」で大賞を,宇都宮大学の鄒 艶華 氏が「磁気研磨法による微細複雑形状部品の表面仕上げ技術の開発」で優秀賞を,コニカミノルタジャパン,日本食品化工,新東科学,ハイロックスが「計測試験技術を駆使した新しいバイオマスプラスチック材の車体部品への適用促進技術の構築」により第1回環境賞を共同受賞した。

詳細はトライボコーティング技術研究会シンポジウム事務局まで。
 TEL 03-5918-7613  FAX 03-5918-7624
 E-mail: tribo@e-shg.net
 http://www.tribocoati.st  (’26 1/7)

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