2020年12月16日

NTN,工作機械主軸用「センサ内蔵軸受ユニット」を改良

アーステック
NTNは,2018年に発表した工作機械主軸用「センサ内蔵軸受ユニット」をワイヤレス化するとともに,新たに荷重センサを搭載した改良品を開発した。

今回の改良では,主軸の回転を利用して発電する小型高出力の電磁式発電機と,小型で消費電力を抑えた無線モジュールを軸受ユニットに内蔵し,ワイヤレス化を実現。これにより,外部接続ケーブルや配線スペースが不要となり,軸受の組み付けや取り扱いを簡素化した。

また,新たに小型高感度の荷重センサを適用。運転時に軸受に負荷される荷重やその変化を同時検出することが可能となり,さらに,焼付き前に生じる予圧荷重の急激な増加を検出することで,従来適用していた熱流センサに代わり,荷重センサで焼付きの未然防止を可能とした。(’20 12/16)

Related Posts

2024年11月の機械受注統計

2024年11月の機械受注統計

内閣府が発表した2024年11月の機械受注統計によると,民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整値)は,前月比3.4%増の8,996億円だった。

「Grinding Technology Japan 2025」,「SiC,GaN加工技術展2025」,3/5より開催

「Grinding Technology Japan 2025」,「SiC,GaN加工技術展2025」,3/5より開催

2025年3月5日(水)~7日(金)の3日間,幕張メッセ(千葉市美浜区)において,研削加工の専門技術展「Grinding Technology Japan(グライディングテクノロジージャパン,GTJ) 2025」と,先進パワー半導体ウエハ加工技術に関する専門展示会「SiC,GaN加工技術展2025」が開催される。

Share This