2020年11月4日

イグス,2つの異なる材質を使用した3Dプリントサービスを開発

アーステック
イグスは,異なる2種類の材質を1つの3Dプリントパーツとして接合させるソリューションを開発した。同3Dプリントは,熱溶解積層方式(FDM)で造形を行うもので,溶解した2種類の樹脂材質が別々のノズルから押し出されるため,プリント中に材質を切替えることができ,切替部分で材質同士が接合される。幾何学的な観点からの制約はほとんどなく,1つの材質でもう1つの材質自体を囲んだり,絡み合わせたり,交互に異なる層を繰り返すことが可能。材質の融解温度が大幅に異なり,接合が不可能な場合は,蟻継ぎのように形状を互いにフィットさせるための接続部を作成して結合する。

3Dプリント材質は難燃性,耐薬品性,食品接触用,ESD対策用など個別の特性を備えているが,これまで2つの特性を組み合わせる場合,各材質パーツを3Dプリントした後に組み合わせることしかできなかった。同3Dプリントにより2種類の特性が1つのパーツに備わり,設計自由度の向上とプロセスの迅速化を実現する。(’20 11/4)

Related Posts

「2025洗浄総合展」開催される

「2025洗浄総合展」開催される

2025年12月3日(水)~5日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で「2025洗浄総合展」(主催:日本洗浄技能開発協会,日本産業洗浄協議会,日刊工業新聞社)が開催され,3日間合計で44,301名(同時開催展含む)が来場した。 同展は,日本唯一の産業洗浄に関する専門展示会で,本年は「2025国際ロボット展」「VACUUM 2025 真空展」「先端材料技術展 2025」「スマートファクトリー Japan 2025」「高精度・難加工技術展 2025」「表面改質展 2025」との同時開催で行われた。...

ENEOS根岸製油所が「第4回 ABINC賞 特別賞」を受賞

ENEOS根岸製油所が「第4回 ABINC賞 特別賞」を受賞

ENEOSの根岸製油所は,生物多様性の保全に大きく貢献する事業所や,新しい取り組みを行っている事業所に授与される「ABINC賞 特別賞(工場版)」を受賞したと発表した。 同製油所には,約6万平方メートルの広大な中央緑地があり,三渓園や本牧山頂公園,根岸森林公園に近接する立地を活かして,2016年から「工場の中の里山」づくりを目指した取り組みを進めてきた。2020年2月には中央緑地に対する「ABINC認証*」を取得しており,今回は特に生物多様性保全への貢献度が高い施設として同賞を受賞に至った。...

Share This