経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年10月13日(火),「第2回カーボンリサイクル産学官国際会議2020」をオンラインで開催した。各国の革新的な取組や最新の知見,国際連携の可能性を確認するとともに,各国間の産学官のネットワーク強化を促すことが目的で,当日は22ヵ国・地域から約1700名の参加登録があった。
同会議では,環境と成長の好循環の実現に向け,CO2を資源として活用するカーボンリサイクルについて,その意義と取組進捗,今後の方向性を発信した。また,経済産業省と米国エネルギー省の間でカーボンリサイクルに係る協力覚書を締結し,技術情報の共有,専門家の相互派遣,テストサンプルの交換等に合意したのをはじめ,国際連携を強化しつつ,社会実装に向けた技術開発・実用化に取り組むことを確認した。
なお,同会議の公式サイトから,カーボンリサイクル関連技術・企業紹介などのムービーを視聴できる。
公式サイト https://carbon-recycling2020.go.jp/ (’20 10/28)