SEMIは、2020年10月6日(火)に半導体の模倣品対策を目的としたSEMIスタンダードの開発状況を解説するウェビナー「ブロックチェーンを活用したトレーサビリティによる模倣品対策」を開催する。これはSEMIスタンダード開発に対する業界での関心の高まりと問い合わせの増加に対応するもので,開発を担当するトレーサビリティ技術委員会日本チャプター委員長が解説を担当し,業界の協力を呼び掛けていく。
トレーサビリティ技術委員会では,既に半導体デバイスの個別のトレーサビリティの目的,コンセプト,要求範囲を定義するスタンダードを成立させており,現在はその実際の運用を規定する分野別のスタンダードの開発が,日米で進められている。特に,サプライチェーン間におけるインターネットを介した正しい情報のコミュニケーションを保証するため,ブロックチェーンの採用が検討されている点に注目が集まっている。
同ウェビナーは,半導体メーカー,製造装置メーカー,部品メーカー,材料メーカー,半導体ユーザーの全てに関連する同スタンダード開発の最新情報を理解するため,最適な機会となる。
同ウェビナーの申し込み・問い合せは,以下のURLより。
- 日時:2020年10月6日(火) 10:35~12:00
- 参加費:無料
- Webサイト:https://www.semi.org/jp/connect/events/mohouhin-webinar (’20 9/30)