2020年7月8日

日新電機,油入機器に生分解性電気絶縁油を適用

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部
アーステック

日新電機は,環境に配慮し,生分解性が高く,魚毒性の低い電気絶縁油を,同社が製造販売している全ての油入機器(コンデンサ,計器用変成器,リアクトル,変圧器)に対し適用する。生分解性電気絶縁油として,コンデンサと計器用変成器には「LI-B1油」を,リアクトルと変圧器には「菜種油」を適用し,2020年11月より受注を開始する。

「LI-B1油」は,ライオン・スペシャリティ・ケミカルズと2019年に共同開発(エコマーク認定取得(認定番号:16 110 001))した,これまで難しかったコンデンサ用の電気絶縁油としての性能も満足し,かつ,生分解性にも優れ,生態系への影響も小さい製品で,これにより油入機器全てで生分解性電気絶縁油での提供が可能となった。(’20 7/8)

Related Posts

トライボコーティング技術研究会,岩木賞贈呈式とシンポジウムが開催される

トライボコーティング技術研究会,岩木賞贈呈式とシンポジウムが開催される

トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は,2024年2月22日(金)に,理化学研究所 和光研究所 鈴木梅太郎記念ホール(埼玉県和光市)およびオンラインによるハイブリッドにて,第26回シンポジウム「トライボコーティングの現状と将来―高耐久皮膜コーティング,プラズマ応用研磨技術,SDGs対応砥石・加工技術―」,第16回岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)の贈呈式と受賞者による記念講演を開催した。

砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会,第113回研究会を3/1に開催

砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会,第113回研究会を3/1に開催

砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会は,2024年3月1日(金),日本大学 理工学部 駿河台キャンパス(対面:東京都千代田区)とCisco Webex Meeting(Web)のハイブリッド形式で,第113回研究会「硬脆材料の平坦化・平滑化技術~半導体素材・電子デバイス素材・光学素材の平面加工~」を開催する。

Share This