2020年7月8日

日新電機,油入機器に生分解性電気絶縁油を適用

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025

日新電機は,環境に配慮し,生分解性が高く,魚毒性の低い電気絶縁油を,同社が製造販売している全ての油入機器(コンデンサ,計器用変成器,リアクトル,変圧器)に対し適用する。生分解性電気絶縁油として,コンデンサと計器用変成器には「LI-B1油」を,リアクトルと変圧器には「菜種油」を適用し,2020年11月より受注を開始する。

「LI-B1油」は,ライオン・スペシャリティ・ケミカルズと2019年に共同開発(エコマーク認定取得(認定番号:16 110 001))した,これまで難しかったコンデンサ用の電気絶縁油としての性能も満足し,かつ,生分解性にも優れ,生態系への影響も小さい製品で,これにより油入機器全てで生分解性電気絶縁油での提供が可能となった。(’20 7/8)

Related Posts

「トライボロジー会議2025 春 東京」開催される

「トライボロジー会議2025 春 東京」開催される

日本トライボロジー学会は2025年5月26日(月)~28日(水)の3日間,国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で「トライボロジー会議2025 春 東京」(実行委員長:尾形 秀樹 氏,IHI)を開催,3日間で約160件の各種トライボロジーに関する講演・発表が行われ,約900名が参加した。

第35回「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」開催される

第35回「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」開催される

日本トライボロジー学会会員提案研究会(旧第3種研究会)の「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」(主査:佐々木 信也 氏,東京理科大学 教授)は2025年3月14日(金),東京理科大学 葛飾キャンパス(東京都葛飾区)およびオンラインのハイブリッド形式で第35回研究会を開催した。

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2025」,「先進テクノフェア(ATF2025)」が開催される

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2025」,「先進テクノフェア(ATF2025)」が開催される

2025年3月5日(水)~7日(金)の3日間,切削工具製造技術と研削加工技術に特化した専門展示会「第4回Grinding Technology Japan 2025(グライディングテクノロジージャパン2025)」(主催:日本工業出版,産経新聞社)を幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催し,3日間で6,524名が来場した。

Share This