2020年4月15日

「3Dプリンターで作る人工呼吸器」プロジェクトが始動

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に伴い,重症肺炎患者の治療に使われる人工呼吸器の不足が深刻化している。こうした状況を踏まえ,新潟病院の石北 直之 医師と,広島大学の木阪 智彦 准教授のグループは,3Dプリンターで作ることができる人工呼吸器のデータの無償提供を目指すプロジェクト「COVIDVENTILATOR」を発足させた。

石北 医師は,世界どこでも3Dプリンターで製作でき,動力を必要としない人工呼吸器を開発。新型コロナウイルス感染症の治療現場への提供を目指す緊急の呼び掛けに木阪 准教授が応じ,プロジェクト発足にこぎつけた。

当面,同プロジェクトは医療機器としての認証手続きや,必要とする国や地域での診療と許認可,工業的な品質管理,医学的な妥当性検討・フィードバックなどの研究支援に取り組んでいく。今後はクラウドファンディングで資金提供を呼び掛けるほか,人的な協力も募っていく。詳細は,以下のURLより。
https://niigata.hosp.go.jp/info/covidventilator.html#progres  (’20 4/15)

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